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バーニング行程紹介(BOB MARLEY)その4


今晩は!

L&WのBOBです。

依頼品だけでなくサンプル製作や個人的に試したいもの等、バーニングを予定しているアイテムが色々あるんですが、なかなかバーニングだけに時間を割くのが難しく、スムーズに進まない状況。 少しやきもきする事もありますが、自分が選んだ事なんで愚痴らず焦らず、一つ一つ確実に進めていきます!

さて、本日もバーニング作品(BOB MARLEY)の製作工程を進めていきましょう。

前回で顔全般、それからヒゲまで焼きました。 元の画像と比べてみているところ。

今回はいよいよドレッドに入っていきます。

その前に胸の部分や襟など髪の毛が隣接するところを少し進めてから・・・

いよいよドレッドに入ります。

髪の毛(ドレッド)も当然光の当たり方で濃淡が出来ます。

白黒の写真はその濃淡が分かりやすいので、バーニングの元絵には向いていると思います。

とにかく元の写真と見比べながら、ここは濃いここは薄い、あーでもないこーでもないと自問自答しながら徐々に進めていきます。

↓の画像でも、髪の毛の部分、よく見るとちゃんと濃淡が出ているのがわかるかと思います。

頭の上の方が埋まってきたら、肩の前に垂れているドレッドに入ります。

ここは光の関係で濃淡がはっきりしているので、 多少は見やすいです。

その分位置ずれなどするとかなり格好悪くなるので、慎重に。

それから文字を避けるように残りのドレッドと服を焼き。。。

全体の濃淡の調整をしたり、細かな部分の仕上げをしたりして。。。

作品の完成!となりました!

完成した作品がこちら↓

正面から。

顔アップ

こんな感じです。 こういったリアル系の作品の場合、大事なことはとにかく元の画像なりを良く見ること。

実際に焼いている時間よりも見ている時間の方が長いくらいが良いです。

そうする事で細かい部分の陰影までリアルに表現出来ると思います。

そして、焦らない事。

焦って温度を上げ過ぎると木材の種類によっては一気に焦げてしまい、取り返しがつかない事になってしまう事もありえますし、さらにレザーバーニングの場合はなおさら。

特に最初は低めの温度でゆっくり濃くしていって、慣れてくれば狙った濃さで焼く事も出来るようになります。

興味のある方は是非トライしてみて下さい!

(なんて偉そうな事を言っておきながら、「BOB MARMEY(その1、下書き編参照)」のまま焼いてしまい、完成後に慌ててMを削ってLにしたのは何を隠そう私です)

そんな訳でウッドバーニング作品の製作工程これにて終了となります。

また機会を見て他の作品の工程も紹介していきたいと思いますので、その時はまたお付き合い下さい。

それでは!


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