ここのところバーニングのオーダーが多く、中にはなかなか刺激的なものもあり、とても楽しく充実した仕事をさせていただいております。 公開できるものはまたこのブログ等で紹介しますので、そちらもお楽しみに!
さて、本日はオーダーいただいたアイテムのご紹介です。
こちら!
革の長財布。
京都の妙心寺にある天井画の雲龍図、通称「八方にらみの龍」をモチーフにしています。
中央に雲龍、その周りに雲、そして外枠と四隅に三つ巴。 ご依頼主さまの好きなモチーフを一枚の革に落とし込みました。
ちなみに↑は財布を開いた状態。
閉じるとこんな感じです。
正面
こちらは背面。
パッと見たところ何かよく分からないですが、これが開いてみると上の画像のように八方睨みの龍がこちらを見ている訳です。
そして、これの完成形がこちら↓
ご依頼主さまオリジナルのコンチョ(刀の鍔モチーフ!)を取り付けています。
バーニングとも非常にマッチしていますね。
開いてみると・・・
こんな感じ。
かなりの迫力です。
元の雲龍図は見れば見るほど奥深く、どこまでそれを再現できるか、非常に難しかったですが、なんとか納得いくものに仕上げることが出来ました。
レーザーなどではなかなかここまでの陰影を出すのは難しいでしょう。
ハンドライティング(手描き)ならではと言えるのではないでしょうか。
もちろん筆で書いたものとバーニングペンで焼いたものでは細部の雰囲気など違いますが、割といい雰囲気が出せたのではないか、と思っています。
今回の財布はご依頼主様にご用意いただきましたが、ご希望の財布を製作し、そこにバーニングを入れる事も可能です。
もし興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
非常に手間と時間がかかりましたが、オーダーメイドならではのこだわりの一品となりました。
ぜひあなたもこだわりのオーダー品を手に入れてください!
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